東京都調布市の神社一覧

調布市の神社めぐり：深大寺とともに歩む古社のまち

深大寺そばや布多天神社のある調布市は、古代から「武蔵国の霊地」と呼ばれた信仰の地。多摩川の清流や緑豊かな環境に包まれ、今も歴史と文化が息づく神社が点在しています。今回は、調布市で訪れたいおすすめの神社を6社ご紹介します。

調布の総鎮守として古くから崇敬を集める布多天神社。創建は約1900年前と伝わり、菅原道真公を祀る学問・厄除けの神様です。境内には古木が多く、落ち着いた空気に包まれています。毎月25日の「天神市」では骨董品や食べ物の露店も並び、地元の人に親しまれています。

調布を代表する古刹・深大寺の境内にある元三大師堂。神仏習合の名残が残るこのお堂は、厄除けや病気平癒のご利益があるとして信仰されています。隣接する深大寺そばのお店や植物公園も人気で、参拝と観光を兼ねて訪れる人が絶えません。

多摩川に近い調布ヶ丘に鎮座する氷川神社は、須佐之男命を祀る古社。創建は室町時代と伝わり、厄除け・災難除けの神として崇敬されています。境内には大きな銀杏の木があり、秋には黄金色に染まる景観が美しいと評判です。

多摩川沿いにある浅間神社は、富士山信仰を伝える神社で木花咲耶姫命を祀ります。高台にあるため、多摩川の流れや遠くの山々を望める絶景スポット。古くから「水の守り神」として地域に親しまれています。

甲州街道沿いに鎮座する八幡神社は、地元では「下石原八幡さま」として親しまれています。応神天皇を祀り、勝運・厄除けのご利益があります。例大祭では地域の子ども神輿が出て、賑やかで温かい雰囲気。鳥居の奥に広がる静かな境内が印象的です。

上石原の住宅街にある八幡神社。創建は江戸時代とされ、応神天皇を主祭神としています。地域の守り神として親しまれ、静かな境内には古木が立ち並び、穏やかな空気が流れています。春の桜が特に美しく、散歩途中の立ち寄りにもおすすめです。

調布市の神社は、古代から続く信仰と自然の恵みを感じられるスポットばかり。布多天神社や深大寺はアクセスも良く、観光と参拝を同時に楽しめます。深大寺そばや植物公園を巡りながら、心も体も癒される「調布の神社時間」を過ごしてみてください。